瞳にうれしいトピックス

瞳と紫外線

「紫外線」というと、日焼けやしみ・そばかすなど肌へ与えるダメージはよく知られていますが、実は瞳も紫外線の影響を受けることをご存知ですか?紫外線が瞳に与える影響にはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 紫外線(UV)とは
  • 紫外線の季節
  • 紫外線が瞳に及ぼす影響
  • 瞳の紫外線対策

紫外線(UV)とは

太陽の光

太陽の光には目に見える「可視光線」と目に見えない「赤外線」、「紫外線」の3種類があります。中でも紫外線は地表に届く光の中でもっとも波長が短く、その長さによってさらにA波、B波、C波の3つに分けられます。紫外線は英語で「Ultraviolet」略して「UV」といいます。

紫外線の種類

紫外線は波長によって、右図の3つに分類されます。

紫外線A波 紫外線B波 紫外線C波

紫外線の季節

1年のうち、紫外線の照射量がもっとも増えるのは4月から9月、1日のうちでは午前11時から午後2時がピークです。よく晴れた日ほど、紫外線は多く地表に届きますが、曇りの日でも私たちは紫外線を浴び続けています。また、夏の曇った日と冬の晴れた日とでは、冬のほうが紫外線量が多いこともあります。
量に変化はあっても、太陽が出ている間は紫外線にさらされているため、常に紫外線対策をする必要があります。

1日の紫外線量の変化1日あたりの紫外線B波の量

街中でもビルやアスファルトの照り返しにご用心

散乱光

UVインデックス

太陽から地上に達する光には、直射光と散乱光があります。直射光とは太陽から直接地上に達する光のことです。散乱光とは太陽からやってきた光が窒素・酸素などの空気分子やエーロゾル粒子(固体または液体の微粒子)にあたり、その進行方向を変化させながら地上に達する光のことです。右図は本州付近、夏の晴天時の日変化を、直射光と散乱光に分けて示したものです。地上に達する紫外線の中で、散乱光の寄与が直射光より大きいことが分かります。

反射光

紫外線が瞳に届くまで

屋外にいる人は、上空から地上に向かう紫外線(太陽からの直射光と大気で散乱された光をあわせたもの)を浴びるだけでなく、地表面で反射された紫外線も浴びています。実際に浴びる紫外線量には錯乱光や反射光が含まれていることを忘れてはいけません。日傘や帽子で日射しをさえぎっていたり日陰にいたりしても、空が見える所では目で感じる以上に紫外線を浴びることになるので注意が必要です。

紫外線が瞳に及ぼす影響について

紫外線の多くは角膜で吸収されますが、波長によっては目の奥の水晶体や網膜にまで達し、ダメージが蓄積されると眼病になったり目の老化を促進する原因になる可能性もあるといわれています。日焼けやしみ、そばかすとは違い、紫外線の瞳への影響は普段の生活ではなかなか実感できません。大切な瞳の健康のために、適切な紫外線対策を心がけましょう。

紫外線が瞳に及ぼす影響

翼状片 紫外線角膜炎 白内障 黄班変性症など

瞳の紫外線対策

UVカットサングラス&つば広帽子でUVの侵入を減らしましょう

UVカット付であれば、サングラスのレンズの色の濃さと紫外線カット率は関係ありません。レンズの色が濃いサングラスはまぶしさをおさえるには効果的ですが,サングラスの色が濃くなれば、より瞳孔がひらくので、その分多くの紫外線が目に入る可能性もあります。目の紫外線対策のためにはUVカットつきがお勧めです。しかし、サングラスは正面からの紫外線には効果的ですが、側面から入り込む紫外線は防ぎきれません。
しかも、側面から入り込んだ紫外線は屈折して鼻側に集中することで、目により大きなダメージを与える可能性があるといわれています。つばの広い帽子もプラスして、紫外線の瞳への侵入を防ぎましょう。

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